高知編 その4 慎太郎のふる里はゆずの里
8月5日(木) |
天気は快晴! こんなバスが…っ! |
ナイス北川村!
早速乗り込みます。
バスに揺られること数十分。
なんだかバスはとんでもなく山の奥へと向かっています。
おいおい大丈夫なのかちゃんと帰れるのかと不安に思い出したころ…
着きました。
ここが、中岡慎太郎館です。
山の中に建つ、やけに立派な時代がかった建物です。
いやがおうにも期待が高まります。
中に入ると、まず時代トンネルというところを通り抜けます。
ここから先は幕末の世界。わくわくしますねぇ!
果たして。トンネルを抜けるとそこは慎太郎の世界一色(笑)
館内の隅から隅まで、どこを見回しても中岡慎太郎。
めくるめく慎太郎の世界ですよ(笑)
とくに素晴らしいのが、各所で見られる再現ドラマの数数。
幼少時代、庄屋見習時代、志士時代等、時代別の慎太郎の姿が
ドラマで見ることができるわけですが、このドラマが、
「その時歴史が動いた」レベルの素晴らしさ!
これだけでもここにきてよかった! と思います。
なかでももっとも萌えたのが暗殺の再現ドラマ。
近江屋にて、竜馬と慎太郎が向かい合い、語り合っています。
そして、慎太郎がひとこと。
「おまんと話していると。斬りとうなる…」
その言葉に、思わず挙動不審になる私(←アホ)
とかいっているうちに暗殺者が押し入ってきて暗転。
暗闇の中で聞こえる必死の攻防にひとりドキドキハラハラする私。
……ていうかその時館内にはお客さんは私しかいなかったんですけれども。
というわけで心行くまで慎太郎を堪能した後、中岡慎太郎館の
すぐ近くにある松林寺(しょうりんじ)に行きます。
松林寺は慎太郎が幼いころ通って読み書きを習ったお寺です。
現在ここには慎太郎の遺髪墓と慎太郎の奥さんのお墓があります。
次に向かったのが中岡慎太郎生家。
復元とはいえ、生家が残っているのは凄いことだと思います。
場所は中岡慎太郎館のちょうど向かいあたり。
途中にこんな銅像もありました。
とにかく、カッコいいです、慎太郎。
さすが一日20里歩く男!
さて、いよいよ生家です。
中岡家は北川村の庄屋だったこともあり、なかなかの家です。
本っ当にだれもいなかったので、中に上がりこんで昼寝でもしてくれば
よかったと後悔しています。
ここで寝転んだら気持ちよさそうだろうなぁー。
北川村は中岡慎太郎に力を入れているのか、建物やお墓、村内循環バス
など手入れやサービスがとても行き届いていたように思います。
ただ残念なのが、人がいないということでしょうか。
当時はよさこい祭り直前というシーズンオフ時だったからというのも
あったのかもしれませんが、本当に本っ当ーに観光客は私ひとりだけだったのですよ。
さて。
バスで奈半利駅に戻り、土佐くろしお鉄道に乗ります。
今度は野市駅で途中下車します。
野市駅から徒歩10分。
到着したのは坂本龍馬歴史館。 ここは竜馬たちのまったく似ていない
ロウ人形があるところとして有名です。
入館料は1000円とちょっと高め。
中に入ると竜馬の人生をいくつかのステージに分け、
そのステージごとの場面をロウ人形をつかって再現しています。
以蔵もいましたし、池田屋の場面もありました。
似ている似ていないはともかく(笑)なかなか楽しめました。
その後は歩いて野市駅に戻り、電車に乗って高知駅に戻りました。
宿に戻ると一本の電話が。
ボランティアガイドさんからです。
望月亀弥太のお墓へ案内してくださるガイドさんの都合がついたので
明日の午後「龍馬のうまれたまち記念館」で待ち合わせましょうということ。
やったやった~ありがとうございます~!