高知編 その1 竜馬と亀と池の生家めぐり
8月3日(火) |
台風10号もなんのその! 朝から快晴! 今日からいよいよ高知をめぐります。 まず最初に向かったのは、上町(かみまち)・西町(にしまち)。 坂本龍馬や望月亀弥太、池内蔵太らが生まれ、育ったまちです。 ここには、今年の3月に完成したばかりの 『龍馬の生まれたまち記念館』があります。 こちらは、竜馬関係の資料のほかに、ボランティアガイドの案内所もあります。 龍馬の生まれたまち記念館に到着~。 まずは内部をぐるっと拝見…。おぉ…。なかなか展示物が気合入っている…。 地元の人の気合を感じました。 そして、これ↓ |
中に人は入っていません(笑)
さて、館内をひとまわりしてから、ボランティアガイドの案内所へと行きます。
私「あのー」
係員さん、にっこり。
私「望月亀弥太の生家のあたりを案内してもらいたいんですが…」
係員さん、そのまま固まる。
係員「いや…そこはー…、また、研修していなくて…」
オイオイオイオイオイ(汗)
係員「そこに詳しい人は今出てて…」
そ、そんな…。
しかし、高知の人は優しかった。
案内所内をひっかきまわして、地図やらなにやら探してくれたのです。
ありがとう…。うれしいよ…。感動だよ…。でも研修は早くしてね…。
で。
ようやく亀弥太の生家跡までの地図やら資料やらをコピーしてくださり、
それをいただくことが出来ました。
ありがたいです。そして、私、ひとこと。
私「望月亀弥太のお墓の場所もわかりますか?」
再び固まる皆さん。ごめんなさい(汗)
案内所内、またまたひっかきまわしての大騒ぎ。
今度の資料はなかなか見つかりません!
私も事前に亀弥太のお墓の場所は調べて見当をつけていたのですが、
詳しい場所まではわかりませんでした。
見当をつけていたっていっても、
旭天神町の浄水場の裏手の山ン中のどこか。
じゃ、まずまちがいなく遭難しますって(笑)
──結局。
亀弥太のお墓の情報は、詳しく知っていらっしゃる方から後日連絡を
頂くという形にしてもらい、今日は亀弥太と池の生家跡の情報だけを
もらって、龍馬の生まれたまち記念館をあとにしました。
それだけじゃあ悪いんで、ポスターとストラップも買いました(笑)
望月亀弥太と池内蔵太の生家跡に行く前にちょっとより道します。
次に行ったのが、龍馬郵便局。
龍馬の生まれたまち記念館からすぐ近くにあります。
ここで、高知の記念切手を購入。
すると! 特製ファイルをもらっちゃいましたー。
中にはこれから行く予定の場所のパンフレットとか入ってる!
これはオイシイ! ありがとう! 龍馬郵便局のおねーさん!
郵便局前の竜馬像(笑)もありがとう!!
龍馬郵便局を出て、堀に沿って歩いていると、前方に火曜市が
見えてきました。高知市では、曜日ごとに市が開かれているのです。
ひやしあめで一服。
土佐弁のおばちゃんとしばし語らいました。
火曜市を離れ、次こそは亀弥太と池の生家跡へ行こうかと歩いていると、
目に飛び込んできたのが「喫茶さいたにや」の看板。
一瞬止まる足。
イヤな予感…もとい、ステキな予感がします(笑)
さっきひやしあめを飲んだのに、急に喉が渇いてきました。
ちょっと休憩したい気分です。
そうですね、ちよっと休憩しましょう。
ドアを開け、店に足を一歩踏み入れると予想通りの展開が(笑)
(やっぱり)竜馬だらけ──!! うわはははは───!!
顔では平静を装いつつも心の中は大爆笑です。
すげぇ。この店すげぇよ。竜馬グッズの量がハンパじゃない。360度竜馬だよ。
しかも、フツーのおばさんがフツーにご飯食べてるし。
そうこうしているとマスター登場!
お冷やと──なんかノート持ってるし!
マスター「お客さん、初めて?」
喫茶店のマスターのセリフじゃないです。
私「え、えーと初めてです。そうですねーなんにしましょう…」
ぐるりと店内をみまわし。
私「り、竜馬セットで…?」
一体何が出て来るんだそれは。
マスター「じゃ、コーヒーが来るまで、ノートでも書いていてください」
と言ってマスターは持って来たノートを置いていきました。
そのノートを開くと予想通りの内容が(笑)
これがウワサに聞くファンノート! 初めて見ました。
どのページも竜馬に対する熱いメッセージでびっしりと埋まっています。
こりゃスゲェ…。
ノートをながめているうちに、私の中にもめらめらと何かが燃え上がって
きました。
自分も熱い想いを書き記したい…!
というわけで、私も竜馬のイラストつきでメッセージを書いちゃいました。
だれか私がかいたメッセージを見つけたら聞かせてください(笑)
マスター「お待たせしました。竜馬セットです」
ふと顔を上げると竜馬セットなるものを手にしたマスターが!
さぁ、注目の竜馬セットの登場です。
竜馬セットとは…!
アイスコーヒーにサブレーがついたものでした★
しかし、このアイスコーヒー、めちゃうま。
マスターいわく、氷がとけても味が薄まらないように、
氷もコーヒーで作られているのだそうです。確かに氷も真っ黒。
かつて喫茶店に勤めていた私が唸りました。美味いです、これ。
そして、サブレー。
竜馬のブーツだよ!
うはははははは!! サイコー!!
顔ではコーヒーをうむむと味わいつつ、心の中では大喝采の私でした。
たまァるか!! 喫茶さいたにや。素晴らしいです。
マスターの話によると、このお店は本当に才谷屋の敷地内にあるとのこと。
確かに道端に案内図がありました。
かつての才谷屋はこのお店よりずーっと大きかったようですけれども。
そして、このお店はネットでは有名なのだそうです。
たしかに、帰ってきてからネットで店を検索すると出てくる出てくる。
機会があったらまた寄りたい…。そんなステキなお店でした。
ようやくここで上町から西町へ移ります。
龍馬の生まれたまち記念館から頂いた資料を片手に歩きます。
途中、
のような看板もあり、気持ちはいやがおうにも高まります。
もうすぐだー!!
しかし、生家跡、ということは建物は残っていないということ。
石碑も何もないので、このあたりかな? と場所を特定するのにとても
時間がかかりました。
と、いうわけで、望月亀弥太・池内蔵太の生家跡はこのあたり…
もう、ホント
カンですよ、カン。
石碑か看板くらい欲しいところです。
この川が目印ですよー。
実はこの時、暑い中さ迷い続けた私は一瞬あの世の入り口をみました。
あぶねーあぶねー(汗)
望月亀弥太と池内蔵太の生家跡を見届けた私は、
坂本龍馬生誕地などを見ながら、宿へ戻ることにしました。
坂本龍馬生誕の地↓
いいねぇ、石碑があるって!
ちなみに、この石碑の向かいは、
こんなベンチがありました。
私が一番好きな竜馬の写真はこれです。
今日はちょっとはしゃぎすぎて疲れました。
くたばってもひとり なので、明日からは体力と気力の
ペース配分には気をつけようと反省する私でした。
おまけ。