萩編 その4 先生、来たよ!

さて、今日はいよいよ松陰神社に参ります!
その前に、松陰神社周辺を散策しましょう~♪


まず、入江九一・野村靖誕生地

松下村塾四天王の一人、入江九一。
そして、その弟の靖くんはここで生まれたのですね。
九一の壮絶な最期を思い出すと、なんだかしんみりしてしまいます。
石碑は、路地の片隅にありました。
消火栓と同じような存在感。
萩の街は、歴史がなんでもないことのように漂っている。


次にたどり着いたのが、周布政之助旧宅跡

この方は、藩の重役で、やんちゃ坊主揃いの松下村塾生に対して
いつも手助けをしてやっていたような印象があります。
ですから、周布さんは最期、藩の犠牲になってしまったのを

知ったとき、とてつもなくやりきれなく思ったものです。

さらにさらに、松陰神社近くに行くと、
吉田稔麿誕生地があります。

知っている塾生の中では、松下村塾に一番近い。
これなら頻繁に通っちゃいます。気持ち分かるなァ。

実際に歩いてみると、それぞれの家の位置関係を

身体で知ることが出来て、まるで、幕末のあの時代に

生きて動いている彼らの姿が見えるようです。
ああ、みんな、ここを通って松下村塾に通ったんだな、とか。

石碑には『稔丸』とありますが、ただの表記ミスだと思われます。
入江九一が『九市』になってるようなモンです。


では、松下村塾生になった気分で、松陰神社へ、いざ!!



萩の松陰神社ですっ!

おおおーッ! ひとり感動する私。
世田谷の松陰神社とはまた一味違う趣があります。
早速、鳥居をくぐって中へと入ります。

こちらが拝殿。

さすがたくさんの人がお参りしています。

私も松陰先生にご挨拶。

さァ、松陰先生にご挨拶したあとは、本家本元!
松下村塾!

おぉおおッ!本物ですよ! 本物ッ!
世田谷松陰神社にある復元したものではなく、本物ですよっ!

とりあえず、ぐるりとひとまわり。

松陰先生ですッ

こちらは、塾生の方々の写真が飾られていました。

松陰神社の境内には、松下村塾のほかに、
松陰先生が幽閉されていた部屋などもありました。

狭い…。

また、土佐の『龍馬歴史館』に負けず劣らずの蝋人形館もありました。
もちろん、松陰先生の蝋人形です。
暑いのに中はクーラーもなく、受け付けでうちわを渡されました。
人形溶けるんじゃないのか…(笑←笑い事じゃアリマセン)



思う存分、松陰神社を堪能し、次なる目的地へと向かいます。