萩編 その1 高杉さんちの晋作ぼっちゃん

8月9日(月)

朝から晴天!
萩散策一日目です。


昨晩はどっぷりと日が暮れたころに萩入りし、

なんとか宿までたどりつき、
多少のトラブルはあったものの、

ゆっくりと休むことができました。


多少のトラブルといっても、宿の手違い(?)で、

私の部屋がツインになっただけなんですけども!
ひとりでツインですよ、お客さん! どーしましょ!
しかもこのツインのお部屋のTV、有料チャンネルが

お金を入れずとも映っちゃうし!(笑) 

どーしましょ!(笑)


萩を散策するには、徒歩や「まぁーるバス」、

レンタサイクルなど、色色な手段がありますが、

私は単身であるのと、なるべくお金を使いたくない

という理由で、レンタサイクルで移動することにしました。
萩は狭い範囲に見所がギュッとつまっているので、

自転車の方が都合がいいだろうという考えもありましたし。

宿から徒歩で東萩駅までいき、レンタサイクル屋で

自転車を借ります。
サドルの高さを調節してもらい、2日間借りることに。
料金は2000円のところ、オマケしてもらって1700円に!
ありがとう! おばちゃん!
しかも地図までもらいました。気が利くです!
いざ、出発~!
………………いきなり道を間違ったのは内緒です(笑)


自転車を漕ぎ漕ぎ、菊ヶ浜にそって海岸線を流します。
菊ヶ浜の美しいことといったら!!
高知の桂浜も美しかったが、この菊ヶ浜もまた絶景なり!
違うところといったら太平洋と日本海の違いでしょうか(笑)

そしていよいよ萩の中心へと入っていきます。

まず最初に訪れたのは……

高杉晋作誕生地・旧宅

高杉さん家です! 
中に入り、参館料100円を払います。
まずは、外側からぐるっと回ります。

井戸のようです。

『東行先生 初湯の井戸』と書いてあります。

 

また、別の方へと回り込んでいくと、

高杉晋作の一生が絵付きで解説されていました。
こちらは病弱だった幼少の晋作。
円政寺の天狗の面で度胸を鍛えたというエピソード。
そして、松陰先生との出会いが書かれています。

こちらは長州藩の小姓役になった晋作、
東行と号して剃髪したことや、
奇兵隊を開闢したことなどが書かれています。

こちらは、脱藩した罪で野山獄に入れられたこと、
馬関戦争の止戦講和で活躍したこと、
野村望東尼との出会いなどが書かれています。

庭には祠も見られます。

家の内部はこんな感じです。

高杉晋作の旧家は現在人が住んでおられるので
このように、ついたてや簾で仕切られています。


高杉晋作の旧家は全体的に小ぢんまりとした印象でした。
けれども、庭も家の作りもしっかりとしていて、
流石は上士のお宅だな~なんて感心したり。
じっと見つめていると、縁側に晋作が座っているような、
そんな光景が見えてくるようです。